急にカメラ勉強熱が急沸騰して、思いつきのように参加したのがこの講座。最初が「上級」ということで、ちょっとビクビクして行ったけど、結論から言えばすっごく勉強になった!
先生は、自由が丘で写真教室をされているさいとうおり先生。全然、下調べしなかったんだけど、すごく素敵な写真ばかり。
参加者は、男性は2名、のこり女性という構成で、まったくの先入観で高齢男性が多いのかと思っていたから、ちょっと想定外。テーブルフォトというジャンルと、この先生自身が女子フォトレッスンサロンを主催されているのだから、当然ですね。
このリンク先の写真にあるように、インスタばえする写真の撮り方だけでなく、スタイリングもしっかり教えてくれて、目からウロコ。写真を撮るほうばかりで、スタイリングという意識がなかったので、新鮮でした。
講座の進み方(前半) レクチャーから撮影
最初はさいとう先生から撮り方のレクチャーが30分ほどある。食器の並べ方のバリエーション、撮影のバリエーションをかけあわせて、48種類のパターンを教えてもらう。「今日はとにかく1000本ノックのつもりでたくさん撮って」と言われ、さっそくテーブルに並べて撮り始める。
それで、並べていくときに、僕なんかはビクビク、まずは基本形からということで、こんな写真を撮っていたんです。
女性は最初から、食材をどんどん載せて、撮る撮る。躊躇せず、失敗を恐れずやるところが、ほんとすごい。
徐々に食材を増やしながら、写真を撮っていきました。これが11:00-12:40の100分。いやー、ふらふらになりました。こんなに頭を使って疲れたのは、久しぶりでした。一日3セッションとか回している稲垣純也さんとか、ほんとすごい。
以下、なぜか稲垣さんの宣伝を(笑)。
講座の進み方(後半) 講評
お昼ご飯をみんなで食べたあとに、写真の講評。ここで思わぬ一言。「撮った写真、全部見ますので」。
えーーーー!?ですよ。まったく油断していた。てっきり、選んだ数枚を講評するのかと思ってた!(先生によっても違うらしい)
ただ、この講評がすごくよかった。撮り方の癖も指摘してもらえて、無意識のうちにやっているNGもよくわかった。
先生からいただいたコメント
- おきものは45度くらいに傾けるとよい
- 明るいところにフォーカスを持ってくる。暗いところにもってきても見えなくてもったいない。
- 望遠でさらにF4まで開放すると、ボケすぎてだめ。すこし絞る。
- 後ろの線と、前の被写体の境界線が重なると変。
- 24-105で撮るときは、70mmを選択するよりも、105mmで自分が引いて撮る。
- タイルの中心線をしっかり意識する。ゆがみのないように。
- ブルーベリージャムは、つけてとるとのりの佃煮みたいになって映えない。
- 整えすぎない、適度にバラけさせる。
ということで、当日撮った写真がこちら。