アイデアをとめているのは、実は自分自身。他の人に変に見られたくないというブレーキをかけているのです。アイデアの多くは他愛もないものだったり、くだらないものです。しかし、そのくだらないものの中に、宝石が隠れている。これがアイデアです。まずは、どんなアイデアでも出してみることが重要なのです。
アイデアを出し合うブレーンストーミングの会議でも必ず、アイデアをすぐに判断(ジャッジ)しないというルールを共有します。アイデアを否定されていたら、どんどん萎縮してだれも発言しなくなる。そんな状況を避けるためのルールなのです。
このブレーンストーミングを自分一人で実行するのが、ブレインライティングという手法です。やり方は簡単で、思いついたものをどんどんノートに書いていくだけ。
とにかく頭の中に浮かんだものすべてを書くところに特徴があります。たとえば「今日は疲れたな」とか「なかなか書けないな」とか、そういう雑念さえもメモしていきます。そうして自分の状態を自己認識しながらアウトプットして行くのです。
この文章も、そうして書いたものです。考えたものをどんどん、自動的に記述して行くことによって、文章は流れるように生まれていきます。こうしてアウトプットしたものを、あとから編集すればできあがり。思いの丈を吐き出した後にジャッジするわけです。
多くの人が、アイデアを出す前に「これはくだらない」と事前にジャッジしてしまう。ジャッジをほんの少し先延ばしするだけで、アイデアのスイッチが入るのです。
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