仕事をし続けていると、疲れてきます。デスクワークであれば体を動かしていないわけですし、これは体力的にというよりも、脳が疲れているのだと考えられます。この原因のひとつは、脳が糖を消費することによる低血糖が考えられます。その場合、甘いものを食べたり飲んだりすると、疲れが癒やされます。かつては、ブドウ糖を取ることで、その疲れを取るようにしていました。
しかしブドウ糖による思考活性化には、デメリットもあります。血糖値が急激にあがってしまうことによる、いわゆる血糖値スパイクが起こりかねないのです。血糖値スパイクとは、急に上がった血糖値を下げようと膵臓が大量にインスリンを分泌する現象。せっかく血糖値を上げても長続きせず、しかもその調整のために内蔵に負担をかけてしまうのです。
またエナジードリンクを飲み続けることも、脳の疲労には逆効果。一時的な興奮状態を引き起こすことには効果があるのですが、疲労が回復しているわけではない。疲労を隠すマスキング作用によって、あたかも疲れが吹き飛んだように感じているだけなのです。
『すべての疲労は脳が原因』という本では、イミダペプチドという抗酸化作用のある栄養素が脳の疲労回復に効果があるそうです。実験によって証明されており、これはかなり信頼ができそうです。ただ、普段の食事からはなかなかとれないので、サプリからということになります。
また、イミダペプチドほどではないものの、クエン酸も疲労に効くそうです。イミダペプチドが抗酸化作用によって疲れを取るのに対して、クエン酸はエネルギー工場であるミトコンドリアの働きを活性化することによって元気がでるのだそう。クエン酸はすっぱいので、それだけでも目が冷めます。僕はクエン酸パウダーをカバンの中に持ち歩いて、疲れたときに飲むようにしています。

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