押し出しファイリングの仕組みを実は、服にも応用しています。洗濯した服は、手前からハンガーにかけ、クローゼットの服を奥に押し出していきます。そして奥の方から着ていく服を選んでいきます。
常に奥のほうから着ていく服を選べば、最近着た服を何度も着ることもなくなり、自然とローテーションできます。また、あまり着なくなった服はどんどん奥へ追いやられていきますから、押し出しファイリングと同様、不要になった服も可視化されます。
毎日着ていく服を悩むことなく、自動的にローテーションさせていく。一日の判断力の総量は決まっていると言われているので、服で使う判断力をほかのことに回すことができます。