カバンの中にあるこまごまとしたものはすべて、ひとつの透明ポーチにまとめています。文具からケーブル類、SDカードやUSBメモリなど、すべてここに入れています。このポーチさえ忘れなければ大丈夫という安心感があります。
これもまたワンポケットの原則の応用です。複数のポーチに分類して収納していると、どこに何を入れたのかが分かりづらくなります。ポーチの数が増えれば増えるほどそのポーチ忘れる確率も高まります。シンプルにひとつにまとめられるものはまとめた方がよいでしょう。
そして重要なのが、このポーチに入らないものは持ち歩かないというルールを守ること。「もしかしたら使うかもしれない」という心配から、なにからなにまで持ち運びたくなりますが、鞄の中のスペースは有限です。透明ポーチというかたちでその有限なリソースを可視化し、持ち運ぶものを増やしすぎないよう制限するわけです。