ブルームコンセプトでは、ずいぶん前からデザイン会社と連携したコンサルティングを行っている。商品アイデアがでてきたら、すぐにデザイナーにラフスケッチを描いてもらい、ダミーでも商品を作ってしまう。事業アイデアが出てきたら、すぐにロゴをつくって事業イメージをクリアにしていく。そして実際に使ってもらってそこからの体験をデザインする。事業イメージからあらためて事業コンセプトを結晶化する。(注)そういう具体化のプロセス、実行のプロセスがないと、ものごとは抽象的なまま実行フェーズに移っていかない。アイデアではなく、実行するかどうかがすべて。
注:これは一例で、これだけじゃないですが
従来のコンサルティングが、再現可能なサイエンス的なアプローチをとっていたのに対し、僕が追求しているのはそこに想定外の要素を投げ込んで揺さぶる、アート的なアプローチである。そしてそのアートは、そのままだと事業として成立しないため、デザインのプロセスが付随する。
サイエンス:分析、再現可能
アート:想定外の投げ入れ、再現性がない
デザイン:想定外の要素を含め、成立させる
そして、インプロビゼーションは、アートとデザインの振り子にある。想定外の要素をYes, Andで受け入れながら、それをストーリーとして成立させるのである。想定したものに執着してはいいストーリーはできない。想定外のものをただ投げ込むだけでもいいストーリーはできない。
さて、コンサルティング会社は、どれだけ自身のもっている「想定」を手放すことができるだろうか。