『IDEA HACKS!2.0』でも紹介したのですが、こうした大量執筆を支えているのがプライベート・ライティングという手法です。この手法は、思いついたことをどんどん、もれなく書いていくという方法です。考えるよりも手を動かして文字を書いていくということに特徴があります。
プライベートとあるように、これは基本的に、他人に見せることを前提とせずに書いていくというものです。他人の目を気にしないので、自分でブレーキをかけることなく、とにかくどんどん書き進められる。
このプライベート・ライティングの大原則がこれ。
【大原則】自分の書いたものを他の誰にも見せないこと
(1)自分のくだらない考えや、下手な書き方を許容すること
(2)手を止めずに書き続けること
(3)時間を決めて取り組むこと
(4)ウソのない素直な考えを引き出すこと
(5)自分の思考を限界以上に発展させること
(6)行き詰まったら、視点を変えてみること
さきほどのエントリー(10万字を書き切る25分執筆スタイル - LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ)でもあるように、まずは時間を決めて、その時間内に書き上げるようにします。他人によく思われようとか、そういった気持ちは横において、とにかく思いつきをいたずら書きのように書いていく。
こうしていくと、あるときからスラスラと文章が、それこを考えるよりも先に出てくるようになってきます。
話をするときには誰しも、用意もしていなかったのにスラスラと言葉が出てきた経験があるはずです。これを文章作成に応用するわけです。