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小野寺修二さん『竹取』は、「現代能」の可能性を見せてくれた

小野寺修二さんの『竹取』を見た。これがすごかった!

現代能楽集Ⅸ『竹取』 | 主催 | 世田谷パブリックシアター


現代能楽集「竹取」小野寺修二×野村萬斎インタビュー

 

現代能楽集というシリーズで、野田秀樹の『Diver』なんかもこのシリーズで行われているんだけど、小野寺さんの演劇は、「現代能楽」というコンセプトを実によく体現していた。

能は、ほんの小さな所作によって感情や状況を示唆し、その先にある空間に「ものごと」を出現させてしまう。今練習中の「田村」では、千手観音が放つ矢を目で追うことで、なにもない中空に「千の矢先」を出現させる。

noh-and-kyogen.com

小野寺さんはもともとパントマイムの人であり、まさになにもない空間に「ものごと」を出現させてきた。その延長にある小野寺演劇は、ダンスと演劇の中間で、そうしたなにもないところに想像させる身体的表現を行っている。天井から引っ張られた数本の紐で構成される舞台は、そのミニマムな設定が、まさに能舞台を彷彿とさせるものだった。

小野寺さんが主宰する「カンパニーデラシネラ」の映像を見ていたら、稽古映像にすごく惹かれた。物語がなくても、そこに物語が見えてくる。「能楽」的想像力とつながっていると思う。


カンパニーデラシネラ『椿姫』再演・稽古映像

 

それからもうひとつ、能楽は橋掛かりという装置を使って、彼岸と此岸の二元世界を出現させるところに特徴がある。『竹取』においては、それを、光と、それによってできる影の二元性、主人公がドッペルゲンガーのようにふたりに分裂しているかのような演出によって、二重写しの世界が生まれていた。そんなところにも、能とのつながりを感じたのかもしれない。

α7iiiでオールドレンズ沼にハマる 〜コンタックスG

写真を教わっている橘田龍馬さんに、「オールドレンズ、面白いよ!」と言われて、さっそく入手して遊んでる。いやー、奥深い。

 

目次

 

最初に購入したのはコンタックスGマウント 

購入したのはこのレンズ。それなりに流通量もあって、価格も高くない。しかもレンズの質もとても高い。オールドレンズらしいボケを味わおうと思ったら、すこしクリアすぎるくらいかも。

CONTAX コンタックス G用 Planar 45mm F2 T* (Carl Zeiss)

CONTAX コンタックス G用 Planar 45mm F2 T* (Carl Zeiss)

 
CONTAX コンタックス Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8 T* G用

CONTAX コンタックス Carl Zeiss Biogon 28mm F2.8 T* G用

 

 

αにオールドレンズをつけるためのアダプター

そして、αにつけるためのアダプターはこれにした。KIPONのアダプター。上記の2つのレンズは問題なくついた。 相性があるみたいで、ちょっとドキドキする。購入したレンズがCONTAXのGマウントなのかどうかも、チェックしなければならない。同じコンタックスでも、Nマウントというのもあったりする。

ほかにも選択肢はあるが、試してはいない。MAP CAMERAの記事を参考に、対応かどうかを確認した。

news.mapcamera.com

 

明るさはISO感度で調整する

露出については、カメラ本体ではなく、レンズ側のリングで調整する。なので、従来のカメラの常識でいえば、シャッタースピードで明るさを調整することになる。しかし、シャッタースピードが1/30とかになると手ブレの危険も出てくるので、なんとか1/60をキープしたいということになると、ISO感度で調整することになる。

フィルムカメラの場合はISOがフィルムによって決められてしまっていたので、ISO感度で調整するという概念はなかった。デジタルカメラになってからは、露出とシャッタースピードを優先したい場合、ISOでの調整ということになる。

αはとにかく暗いところで強く、ISO感度を上げても大丈夫なので、ちゃっちゃとISOで調整している。カスタムキーの設定で、コントロールホイールをISO感度に設定し、露出、シャッタースピードを固定して、くるくるとコントロールホイールによるISO感度で調整してしまうのだ(邪道)。

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マニュアルフォーカスをどうするか(1)フォーカスピーキング

明るさについては、コントロールホイールによるISO感度設定で終わらせるのだが、もうひとつの問題がある。それがフォーカス。オートフォーカスでの撮影に慣れきっていると、フォーカス問題が一番頭を悩ませる。しかし、さすがはα。フォーカスについても、しっかりサポートしてくれる。そのひとつが、「フォーカスピーキング」。

フォーカスの合っているところがひと目で分かるから、あっという間にピントを(おおざっぱにだけれども)合わせられる。これがなかったら、正直オールドレンズを続けていけないくらいの便利機能。

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 マニュアルフォーカスをどうするか(2)MFアシスト

 もうひとつの機能が、MFアシスト。画面の真ん中を拡大表示してくれるので、ピントをしっかりと合わせられる。フォーカスピーキングでざっくり合わせたピントを、さらにかっちり合わせていくのに使う。

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通常のレンズであれば、MFでフォーカスリングを回すと自動的にMFアシストが起動するが、レンズとカメラが連動していないオールドレンズの場合、自分でMFアシストを起動する必要がある。僕は、シャッターのすぐ近くにあるC1というカスタムキーにMFアシストを当てている。必要なときにさっと呼び出すのである。

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また、細かいことだが、MFアシストを解除するのに、レンズとカメラが連動している場合にはシャッター半押しで解除するが、これはそうならない。僕の場合、MFアシストの持続時間を2秒に設定して、2秒間でピントをあわせるようにしている(時間が足りなければ、またC1を押してMFアシストを起動すればいい)。5秒などの設定もあるが、スナップなどリズムよく撮影したい場合には、2秒がよさそう。

 

作例

Planner 45mmで少し撮ってみた。あくまで写りをみるものなので、写真はひどい。予めご了承を。

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マンションからパシャッと撮ってみた。当たり前だが、写真情報に露出データが残っておらず、どれくらい絞ったか忘れてしまった。たしか11だったと思う。

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くしゃみした瞬間。F2.0の開放。シャッタースピードは1/160。とっさにピントを合わせているので、ピントが甘々。

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変顔2。F2.0は変わらず。シャッタースピードは1/125。ピントは服にあっていて、顔はボケた。F2.0の浅い被写界深度でピントを合わせて撮るのは、かなり大変。いずれも、MFアシストは使わず、ピーキングでざっくり合わせている。

 

橘田龍馬さんの「プロカメラマン養成講座」が目からウロコ。さっそくプロデビューします!

ちょっとした天啓があって、プロカメラマンを目指すことになった。とにかく表現手段を一つ、しっかりとしたものを持ちたいと思ったのだ。

それで、先日からαアカデミーで写真講座を受講しているのだが、確かに技術は学べるものの、プロカメラマンというには、(当たり前だが)かなり距離がある。

 

www.lifehack-street.com

いろいろ受講するなかで、ストリートアカデミーで橘田龍馬さんのカメラレッスンを発見。高い評価を得ていることもあって、迷うことなく受講を決めた。しかも、通常は複数人数での受講なのだが、無理言って3日間のプライベートレッスンにしてもらった。

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www.street-academy.com

そこで学ぶことは、カメラの技術的なものだけでなく、どのように被写体と接し、関わっていくのか、どのように感情を引き出していくのかという、プロとしてのスタンス。

・ゴールから逆算して考える。「何を、どう撮りたいかを書き出して、答え合わせしていく」

・「どう撮りたいか」は、「かわいく」か「かっこよくか」の2つ。そこからさらに細かくイメージしてく。

・被写体は緊張しているので、カメラマンが撮りたい空気感をつくる。同じ空気感の中で撮影する。

・相手に妄想させて、感情を内側から引き出す。

などなど。この講座で何枚、目からウロコが落ちたかわからないくらい。言われてみれば当たり前の、しかし写真を撮るために必要な本質的なものを、教えてもらっているし、勇気をもらった。

ということで、プロカメラマンとしてデビューします!

16-35mm広角ズームで撮る飛行機整備工場

9月29日は、空の日。応募した整備工場見学が当たり、娘と一緒に行ってみた。これがとても面白かった。

まず、整備工場から飛行機の着陸の様子を間近にみる。ライトの点滅が1回なのか2回なのかによって、メーカーが見分けられるだとか、3度の入射角で着陸しているだとか、JALの日の丸はほぼ土俵の大きさだとか、いろいろな小ネタを交えながら、飛行機の面白さを伝えてくれる。

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整備工場では、飛行機が一機、整備中。本物の迫力はやはりすごい。エンジンがまるはだかにされ、複雑な配管が見えている。当たり前だが、緻密な作りになっており、大型にもかかわらず精密機械のような雰囲気だ。

エンジンのブレードは一枚1000万円、エンジン一個は、「ブルゾンちえみの数字」とのこと。

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撮影は、α7iiiに16-35mmの広角ズームレンズをつけて行った。F11程度まで絞り込んで、細部まで写るようにしてみたところ、かなりいい雰囲気になった。この方向で、いろいろ表現を模索してみたい。 

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7M3K

ソニー SONY ミラーレス一眼 α7 III ズームレンズキット FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS ILCE-7M3K

 

 

 

 

遅延時の新幹線ハック

大型台風が来るときに、計画運休を行うようになったJR。しかし過ぎ去った朝も、トラブルや点検などでどうしても遅延してしまう。僕も、京都での授業があったので朝、新横浜から京都へ向かう新幹線に乗ったのだが、案の定、80分遅れでの運行だった。

前日から7時半の新幹線を予約していたものの、来る新幹線は6時過ぎ出発予定だったもの。EX予約でチケットをとりなおそうとしても、すでに過去の時間の列車はとることができない。この場合の選択肢は、

・7時半のチケットのまま入場して、新幹線に乗ってしまう

しかない。

そのとき、もちろん自分の取っていた新幹線ではないので、席はない。ただ、この混乱の中で自由席は満席。せっかく指定席を取っていても、2時間も座れないのは辛い。

こういうときは、こっそり指定席の車両に行ってみると、意外にも席が空いていたりする。もちろん、その後、その席を取っている人が来たら譲る(当たり前だ)ことは前提だけど、座ってしまっても怒られたりはしない。自由席をこれ以上混雑させるのではなく、指定席券を取っていたという権利を、別の新幹線(自分の乗る電車よりも前の新幹線)で行使するのである。

これが白なのか、黒なのか、知りたい。

 

(追記)
ルール上はやはり黒だとのこと。

・指定席特急券等の列車を指定して発売するきっぷは、指定された列車に限り有効です。指定された列車の発車時刻を過ぎると無効となり、変更・払いもどしはできません。(ただし、指定席特急券については、乗り遅れた場合でも指定された列車の乗車日と同じ日のうちなら、普通車自由席に限ってご利用いただけます。指定席に乗車される場合は、指定席特急料金を全額お支払いいただきます。)

http://faq.jr-central.co.jp/detail/faq000190.html

 

【速攻レビュー】iPhone XS Maxの挑戦状〜表現ツールとして使いこなせるか?

過渡期のデバイス?

正直、今回の発表聞いて買い換える理由がなかなか見つからなかった。iPhone XSは、おそらく過渡期のデバイスであり、このデバイスにインスパイアされたアプリが出てきたときに、本当のiPhone Xシリーズとしての活用が見えてくるのだろう(そういう意味では、iPhone Xもそうだった。)AR関連については、キラーアプリはまだ登場しておらず、賢明な読者諸氏におかれては、アプリが十分に出揃ってから買い換えるという判断をされていることだろう。

Maxのサイズは片手になじまない

愚かな私は今回、画面の大きなMaxを購入した。本体サイズとしては今までのPlusと同じサイズであり、個人的にはやや使いづらいと思っている。iPhone XSの方が、女性はもちろん、男性でも手になじみやすいのではないか。Maxの場合は、Plusがそうであったように、両手での操作前提となるだろう。ボタンをなくした分、ディスプレイは大きくなっているので、大画面で映像を楽しみたいといったニーズがなければ、XSをおすすめする。

画面の比較は、この記事がわかりやすい。 

iphone-mania.jp

クリエイターツールとしてのiPhone

Macintoshがそうであったように、アップルは常にクリエイターたちに表現手段としてのデバイスを提供してきた。それは、ジョブスが自転車の比喩で説明をしていた通りだ。動物たちは人間よりも効率よく移動ができるが、人間が自転車を使ったときにはどんな動物よりも効率よく移動ができるようになった。ジョブズはいわば脳にとっての自転車を作ろうとしていた。それはiPhoneでも変わらない。(下のインタビューの10分12秒あたりから見ることができる。)


映画「スティーブ・ジョブズ 1995~失われたインタビュー~ 」特別映像

 

今回のデバイスでもカメラは強化されているが、それはインスタ映えというマーケットニーズに対応するということだけでなく、アップルがその存在意義としているクリエーターたちの表現ツールの提供というビジョンに沿っているからだろう。このビジョン一点において、AndroidとiPhoneは別物だと思う(信者的告白)。

大容量SSDは動画に使え

そうした意味で、今回512ギガと言うサイズのメモリを積むことになったが、これは間違いなく動画をストレスなく保存し編集するためのものだと考えてよいだろう。今回のiPhone Xエスマックスは、そうした動画編集のデバイスとしての活用を、個人的には模索していきたいと思っている。

【速攻レビュー】Apple Watch series 4が使える!

今日届いた Apple Watchを早速使ってみたところこれがかなり使えることがわかった。画面がシリーズ3よりも一回り大きくなっているので、操作がかなりしやすい。42mmと44mmとを比較すると、740平方ミリメートルと977平方ミリメートルで、32%アップしている。

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各アプリへのアクセスが向上

また待ち受け画面の情報量も増え、その結果、アプリへのリンク(コンプリケーション)を増やすことができる。

下のInfograph Modularの画面キャプチャーでいうと、設定できるコンプリケーションは、従来の3つから4つに増えた。僕は、左上に天気、左下に音楽、下の真ん中にはHeart Watchという心拍数を継続するアプリ、右側には仕事の時間などを計測する(いわゆるポモドーロ用としての)タイマーへのリンクを置いている。

そして音楽などの各アプリに入ったときも、この大きな画面を活かした操作性の高さから、これまでよりも積極的に「操作してやろう」という気持ちになる。

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操作のためのデバイスへと進化

こうしたことからも、Series3までの通知デバイスとしてのApple Watchから、閲覧デバイスのApple Watch、さらには操作のためのデバイスに進化したように思う。こうなると、近所に出かけるときには、もはやiPhoneは持たずにApple Watchだけで充分という感じがする。

そしてひとつ重要なことが、いよいよAirPodとの連携が必須になってきたということだ。Apple Watchで電話を受け取るときに、Apple Watchで受け答えをしていると会話の内容が周りにまる聞こえになるので、ちょっと恥ずかしい。しかしAirPodをつけていれば、そうした心配もいらない。操作系のデバイスとして進化したApple Watchを最大限に利用するならば、AirPodは欠かせない。

フィードバックが心地よい

それから、細かな違いだが、竜頭にタプティックエンジンが組み込まれ、回していると小さな振動を指先に感じるようになった。どれくらい回しているのかを実感することができる。時計のように常日頃身につけ、操作するデバイスになればなるほど、心地よい操作感の積み重ねは大きな違いになる。Appleを使い続ける理由の一つが、こうした、ほとんど言葉にできなような小さな違いなのだ。

改善が積み重なって、ブレークスルーする

iPhoneのときも、当初はあまりに動作がもっさりしていて、とても入力デバイスとして使えなかった。しかし今や、音声入力も含めてどんどんアウトプットできるようになってきた。ちなみにこの記事もiPhoneで音声入力したあとに、Macで修正して投稿している。

Apple Watchについても、いよいよAppleがやりたかったことに近づいている気がする。Series4は、ひとつ段階を超えたように思う。