LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ

小山龍介公式ブログ

イノベーション

新製品開発の成功率を高める製品開発プロセス「ラピッドプロトタイピング」

サッポロビールさんから新しいワイン「おいしいポリフェノールワイン」が発売されました。濃厚な甘口ワインで、アルコールに強くない人にも飲みやすい健康系ワインです。 おいしいポリフェノールワイン | サッポロのワイン | サッポロビール このワイン、2年…

クックパッドに学ぶ、ネット事業で利益を出すためのもっとも重要な指標

驚異的な営業利益率を実現するクックパッドについて、記事があがっていた。ネット企業であるということで、もちろん利益率は高くなるのだけど、もうすこし詳細に見ていくと、3つの要因があったという。 なぜ、これほど高利益率なのか。3つの要因が考えられ…

定額サービスにより顧客と長い関係を築く

安定的な収益構造を持つビジネスは、どの企業にとってもうれしいものだ。その方法の一つとして、定額サービスという選択肢がある。毎回、一度きりの取引を繰り返していると、需要の変化によって収入が大きく変動するけれど、それが毎月定額となれば、安定的…

起業プロセスに活用されるビジネスモデルキャンバス

大学生によるビジネスモデルコンテストで一位を取った発表。先日のアレックスのワークショップで紹介されていた動画だ。 注意すべきは、ビジネスプランコンテストではなく、ビジネスモデルのコンテストであるという点。絵に描いた餅のプランよりも、実際に検…

AmazonFreshはスーパー業界を破壊するか

昨日の記事(Amazonのドローン便が示唆する労働集約型産業の終わり - LIFEHACK STREET 小山龍介ブログ)に続いて、今日もAmazonを取り上げる。AmazonFreshという生鮮食品配達のサービスである。シアトル、ロサンゼルスにつづいて、サンフランシスコでも始ま…

Amazonのドローン便が示唆する労働集約型産業の終わり

Amazonがドローンによる無人配送の技術開発を進めている。これが実現すれば、人力による配送が不要になる。人が介在すると常に、コストに跳ね返ってくる。ドローンを使うことによって、配送コストは劇的に下がるだろう。 こうしたロボットによる代替は、これ…

セブンカフェの原価は56.76円!

後発なのに一気にトップに立ったセブンカフェの秘密 - LIFEHACK STREET 小山龍介ブログでも指摘したのだが、100円という価格設定がインパクトをもたらしたセブンカフェのコーヒー。実はこの原価が50円を超えるという。 セブンイレブンの調達力をもってしても…

新技術のメリット訴求よりもリスク低減が重要な理由

とにかく人はリスクを避けたがる。先が読めないことを不安に思うものなのだ。一方、ごく少数の人は、リスクの先の可能性を過大評価する。こういう人が起業家になる。彼らの起業における成功率の見積りは、常に高すぎる。しかし、こうした人は本当に少数だ。…

任天堂プラットフォームが終焉を迎えるとき

WiiUが壊滅状態だ。一年経って100万台強という販売台数では、プラットフォームとしての魅力に乏しい。ユーザーニーズを完全に見誤ったというべきだろう。 個人的に、あの大きなコントローラーでゲームをしたいと思わない。テレビCMを見るたびに、「なんでこ…

イノベーションを阻む企業文化は、ヒエラルキー構造の組織から生まれる

基本的にイノベーションは現場から起こる。スティーブ・ジョブズがイノベーションを牽引した例もあるが、それもジョブズが「現場」にいたからだろう。基本的に現場を知らない人間からイノベーションは起こらない。Facebookのマーク・ザッカーバーグだって、…

想定外の要素を取り入れないとイノベーションは起きない

サイエンス思考で「積み上げてこういうことがきますよ」と言うより、アート思考で「今欲しい物何ですか?」と聞いた方がよっぽどイノベーションのネタをもらえる。そういうことをやっていかないといけない。 想定内で考えていると、あくまで既存のボックスの…

文化のハブとしてのTSUTAYA大型店こそオムニチャネル化すべき

TSUTAYAの大型店出店が続いている。代官山店に始まり、前橋みなみモール店、フィオレ菖蒲店(埼玉県久喜市)、ひたちなか店、新潟万代店、そして今年の春にオープンした仙台泉店は1万平方㍍近くになるという。そこでの戦略は、文化ハブともいえる圧倒的な品…

ニッセンを買収するセブン&アイの本気

オムニチャネル戦略を進めるセブン&アイが通販大手のニッセンをTOBすることを発表した。 セブン&アイ・ホールディングス(3382.T: 株価, ニュース, レポート)は2日、通信販売大手のニッセンホールディングス(8248.T: 株価, ニュース, レポート)の議決権の…

顧客との関係を活用したコマツの持続的イノベーションとビジネスモデル改善

コマツは、顧客にとってなくてはならない存在になる、というテーマのもと、顧客との関係構築にフォーカスをしている。その一方で、その顧客との関係から得られた稼働情報というリソースを活用して、需要予測やカイゼン活動を行っている。 ビジネスモデルキャ…

コマツの下方修正をもたらしたサイエンス思考の課題

東洋経済オンラインに興味深い記事が載っていた。 そもそもコマツは、需要予測の精密さでは業界内で一目置かれる存在だった。GPSと衛星通信を活用し、全世界のコマツ機の位置情報や稼働状況をリアルタイムで把握する独自システムを持ち、01年からは全建機に…

原著者の語るビジネスモデルキャンバスの活用法

原著者のアレックスが登壇した来日記念セミナーでは、30分ほででしたが、とても興味深かった。個人的なメモとして、アレックスの話を書いておきたいと思う。 ビズジェネ・カンファレンス Vol.7:ビズジェネカンファレンスVol.7 Business Model Generation 20…

後発なのに一気にトップに立ったセブンカフェの秘密

経営というのはアートとサイエンスの融合。アートの部分で新しい成功パターンを発見したら、それを今度はサイエンスによって再現、拡大していくことになる。 セブンイレブンのカフェは、新しい価値を生み出すアートと、それを再現、拡大の部分のサイエンスで…

イノベーションに必要な3つの観点(あなたはどこから見ているのか?)

イノベーションを生み出すためのデザイン思考には、大きく3つの視点が必要だと考えられる。IDEOは、「Desirability (人)」「Viability (ビジネス)」「Feasibility (テクニカル)」という観点をあげている。 IDEO ではデザイン・シンキングのアプローチを考え…

積極的にショールーミングする店舗

PARCOで実験中のWEAR。店舗で商品のバーコードスキャンをすることによって、ZOZOTOWNで購入できる仕組み。店舗にも販売手数料が支払われるので、オンライン・オフライン両方にメリットがある仕組みだ。 WEAR はモバイルアプリ(iOS / Android)を用い、消費…

戦略とは「捨てる」こと。そのために必要な未来からの視点

富士フイルムの躍進は、ほんとうにすごい。これまでの写真フイルムという成功体験からいち早く脱却し、成功が約束されない新しい分野へと打って出た。産業自体が衰退していく中で、ずるずると決断を遅らせて行ったり、既得権益の確保に汲々とする会社が多い…

オムニチャネル戦略の3つの先進事例

デジタルカメラを買う時なんかもそうなんだけど、店頭で実機を触ってみて、実際の購入はウェブで、なんてことが多い。値段も安いし、持ち帰る手間もいらない。翌日宅配ボックスに入っているという手軽さは、本当に便利。店頭で買うことがあるとすれば、すぐ…

ハーバードビジネススクールの新プログラム「FIELD」の可能性

話題になっていたハーバードビジネススクールの新カリキュラム「FIELD」の概要が、ブログ(Generation Of Life~日常から新たな知恵や教訓を生み出し成長に繋げるブログ~)に載っていた。 ハーバードビジネススクール新プログラム「FIELD」とは?|Generati…

未来からのバックキャストで開発されるトヨタのPHV

トヨタが公開した燃料電池車(FCV)。一回水素を補充すると500キロ走れるという。燃焼した後には水しか出ないという、「究極のエコカー」だそう。この夢の車を、2015年には発売開始するらしい。しかし当初は水素インフラも整っていないから、当然売れない。…

星野リゾートのビジネスモデルイノベーション

星野リゾートは、軽井沢の「星のや」を始めとした長期滞在型の旅館を成功させ、その後、旅館の再生事業へと展開を進めています。 特に2005年のゴールドマンサックスとの提携により、旅館の所有と運営を分離したことで、事業展開のスピードが加速しました。最…

【告知】復興起業家コンペのお知らせ【上限160万円】

私も関わっている石巻復興支援ネットワークによる復興起業家支援事業です。160万円までの補助金が申請できます。もし身近に関係のありそうな方がいたら、ぜひご案内ください。 ============================== 宮城県の補助金…

新規事業は〈現在の予測〉と〈未来の予見〉のマネジメントである

今年、沖縄の健康食品産業元気復活支援事業の委員をやらせていただいている。この事業は文字通り、沖縄の健康食品業界の活性化を目的としたもので、公募で選ばれた沖縄県物産公社、沖縄ウコン堂、クイックデリバリーの3社が、今までにない新しいビジネスモデ…

メディアとしての〈場所〉をつくることが地域浮揚の鍵

小山薫堂さんが下鴨茶寮の経営を引き継いで改革を進めているという話が、「ゲーテ」に掲載されていた。 「改革とはいいますが、時代になじませるという感じです。160年近く培ってきた料亭としての本質は、大きく変えてはいけない。でも変わる部分がなければ…

セブンイレブンが進める「オムニチャネル」の課題と可能性

これからは宅配ビジネスが主戦場に - LIFEHACK STREETの記事にも書いたけれど、これからの宅配はどんどん多様化していく。 昔は、ネットで服を買うなんてありえないと言われたし、最近でも洗剤などの日用品は配送料が高くつくのでネットでは買わないと言われ…

オペレーションに陥っては、イノベーションは生まれない

イノベーションを起こすためには、一言でいえば、経営者意識がなくてはなりません。その点で、「サラリーマン」的な人がイノベーションを起こすことは、まずないと言ってもいい。サラリーマン的な人というのは、ここでは、上から言われたことを効率よく進め…

クロネコヤマトの死角があるとしたら……

もはや個人向け宅配事業においては、ヤマト運輸の右に出る者はいない。佐川急便も法人向けにシフトしてしまった。佐川急便で受け取ることはあっても、佐川急便で送ることはないだろう。(参照:クール宅急便問題でも、やっぱりヤマト運輸が勝ち続ける - LIFE…